第2回 台湾の気候 ~台北~
台湾は地理的に沖縄よりもずっと南に位置するため、北の台北は亜熱帯、南の高雄は熱帯気候となるため四季はない。
年中温暖だが時期によっては日中の気温の差が激しい期間やスコール、台風など日本の比ではないため旅行で訪れる際には時期を選ぶ方が賢明かもしれない。
台北の年間の気候
台北の気候は東京の四季から冬を取り除いた感じだろうか。
年間を通じて春・夏・秋が間延びした感を受ける。
寒すぎない代わりに夏と雨季が長いようである。
日本で言う冬の時期、12月~2月は気温はそれほど低くはないが曇りの日が多いのが難点。5月~9月くらいまでは夏+スコール+台風のため注意が必要である。
日本のような真冬日や猛暑日はなく、年間を通じて16度以上36度未満のため雨季がなければ快適なのかもしれない。
気温と降水量を考慮すると、台北のベストシーズンは11月となる。
※以下のサイトの表記がとても面白いので一度見てみることをお勧めします。
第1回 台湾の地理
台湾という地域は地理において2つの見方があるそうです。
1つ目は台湾島という1つの地域としての見方。
そしてもう1つは中国に帰属する地域としてみるときに付属する複数の島からなる一連の群島。
このブログの趣旨は、台湾島という私たちが知っている地域を対象とするため前者について記述をしたいと思う。
台湾の所属国
前述したように台湾は国ではなく中国に属する1地域である。
緯度及び経度は22°N - 25°N, 120°E - 122°E。相対位置はユーラシア大陸の東南沿海、太平洋西岸、フィリピンの北方、琉球諸島の西南に位置する。タイムゾーンはGMT+8:00 Taipei。
wikiペディアより
台湾の地形
南北に長い台湾島は自然に恵まれ、中央は山地となる。
最も高い山は玉山と呼ばれ、標高は3,952mと富士山よりも高い。
面積はというと、少し実感しにくいが北海道の半分。もしくは近畿地方全体ほどとなる。私は近畿地方に住んでいるが全く想像ができない。
北海道にも昭和新山があるが、それを富士山に置き換えて面積を縦半分にしたといったところだろうか。
日本との位置関係は、鹿児島から沖縄を直線で結んでそれをそのまま延長した同距離に位置している。
台湾の都市概略
台湾は中央の山脈により東西に分けられるが、東側の地域は丘陵地となるため東側より西側に都市が栄えている。
北は台北から南は高雄市までの移動手段は主に鉄道で、日本で言う新幹線が走っている。その総距離344kmは東京名古屋間とほぼ同距離となる。
その間には、台中、台南という観光都市があり、距離的には小田原、浜松あたりになるのではないだろうか。
続く